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第一回はOB会会長の杉尾賢二先生(S57卒)です。


私が九大に入学したのは、昭和51年(1976年)であり、この年の春に現在の医学部弓道場が完成し、道場開きが行われたことは以前のOB会報に書 いたが、かなり前になるので今の部員の方々は読んでいないと思う。もし当時のOB会報があれば、目を通していただければ幸いである。また、その以前の弓道 場については私も直接は知らないが、熊澤先生がよく御存じでありその一端は第13回OB会報にも書いておられるので記憶にある方もいるであろう。現在の弓 道場も修理を重ねつつすでに27年の歳月を経てきたが、早いものである。 ところで、皆さんは医学部弓道部の歴代部長についてどの程度知っているのでしょ うか。私が知っているこの27年間だけを振り返っても、5名の教授に部長をしていただいている。御紹介しましょう。

歴代部長

・廣戸幾一郎 先生(耳鼻咽喉科)?〜1981年3月:
 私が入学した1976年にはすでに部長であったと思いますので、いつからしていただいたかは、私自身は知りませんが、京都大学出身の先生で、とても紳士 でした。退官された年の1981年4月(私はM4)の第20回九山大会を九大が主管し、大濠の武道館弓道場にて開催したが、退官直前まで準備の過程で色々 と面倒をみていただいたことが思い出されます。ちなみにこの大会を主管しながらも、男子団体戦にはメンバーが足らずに5人での出場を余儀無くされた試合で した(それでも最下位にはならなかったし、私は20射16中でした)。

・重松信昭 先生(呼吸器科)1981年4月〜1987年4月:
 廣戸先生が退官されることが決まったものの、次の部長がなかなか決まらずに、同期の山田君と共に、体育系の担当であった(と思うが)臨床薬理の教授にお 願いに行って引き受けてくれる先生をさがしてもらった結果、重松先生が引き受けて下さるとのことで、なっていただきました。小柄で独特の歩き方をされ、温 厚な先生でした。

・熊澤淨一 先生(泌尿器科)1987年5月〜1997年10月:
 御存じの通りの先生であり、医学部弓道部を昭和32年に再興されたOBである。ゆえにOB会名簿の最初に載っている学年である。熊澤先生の御父は弓道界 の重鎮(範士九段)であったとのことです。部長になられる以前から弓道部の会があるときには、特別な事情がないかぎりは出席いただいており、1984年に 九大の教授になられた時には、次の部長の心配はしなくていいと安堵したものです。当然ながら弓道部への思い入れはだれよりも強く、特に先生が部長になられ てから現在の形式のOB会やOB戦が始まり、部員とOBとの交流が盛んとなり、現在に至っています。

・原 信之 先生(呼吸器科)1997年11月〜2002年12月:
 先生自身は学生時代剣道部だったとのことで、同じ武道に通じることでもあり、熊澤先生より引き継がれました。専門は呼吸器で特に肺癌の分野では著名であ り、九大教授になられる前は九州がんセンター呼吸器部で外科医としても活躍されていました。私自身は呼吸器外科を専門としていますが、原先生は大先輩にあ たります。部長在任中に九大が主管した大会には、お忙しいところ必ず出席され部員を暖かく見守っていただき、また挨拶をしていただきました。医学の世界で は大変厳しい先生ですが、私どもにはいつも暖かく接して頂いたことを部員の皆さんも感じていることと思います。

高橋成輔 先生(麻酔科)2003年1月〜 :
 九大での手術に際しては大変お世話になりました。今後ともどうぞよろしくお願いします。




杉尾先生、記念すべき第1回にふさわしいご寄稿ありがとうございました。