医学部弓道部

幹部方針

■ 医学科

 我々、医学科幹部一同は「一射絶命(いっしゃぜつめい)」を基本方針とし、これから一年間幹部を務めます。

 「一射絶命」とはこの一本の矢を射ることが一生に一度しかないこととして、すべてをこの一射にかける覚悟で臨むことを言います。
コロナ禍という未曽有の事態により、満足に弓を引けない日々が続いています。一方で、その日々は同時に、今まで何気なく引いていた一射が、かけがえのないものであったことを、気づかせてくれました。だからこそ我々は、稽古に際し、弓が引けることの有難さをかみしめ、妥協することなく、一射一射に全霊を込めなければならないと考えます。 制限された練習環境に不平・不満を洩らすのは、簡単です。しかし、そんな中でもひた向きに最善を尽くすことが、今の我々に必要な姿勢だと思います。医学科幹部一同が率先してその姿勢を示し、部員全員でこの難局を乗り越えて参ります。


 このように、我々医学科幹部一同は「一射絶命」を基本理念とし、これから一年間部を率いていく所存です。


2022年10月
九州大学医学部弓道部医学科幹部一同


■ コメディカル

 我々コメディカル幹部一同は「敢為邁往(かんいまいおう)」を基本方針とし、これから一年間幹部を務めます。

 「敢為邁往」とは目的に向かって困難をものともせず、思い切って自らまっしぐらに進んでいくという意味を持ちます。
 新型コロナウイルス感染症の昨今の情勢により、十分に練習に励むことができない状況が続いています。また、練習をする中でも自分の思うようにいかず焦燥に駆られることもあるかと思います。このような困難に直面した場合でも、与えられた環境や己の実力に嘆くことなく、稽古に専心していくべきだと考えています。

 まだ力足らずのコメディカル幹部ではありますが、「敢為邁往」を基本理念として、精進していく所存です。

2022年10月
九州大学医学部弓道部コメディカル幹部一同