幹部方針
■ 医学科
「行射如流水 残身似開花(ぎょうしゃはりゅうすいのごとく、ざんしんはかいかににたり)」これは、弓道家佐々木菊太郎の教えです。力まず緩まず水の流れるように会にいたり、流れた後の残身はまさに満開に咲き誇った花のように美しくあるべきである、という意味になります。
正射と的中を目指すだけでなく、修練を通じて心身が調和し自己の内面の向上も図るべきだと考えます。部活動の運営においてもその精神を忘れないようにしたいです。
2025年9月
九州大学医学部弓道部医学科幹部一同
■ コメディカル
我々コメディカル幹部一同は「不動心(ふどうしん)」を幹部方針とし、これから一年間幹部を務めさせていただきます。「不動心」とは、いかなる状況にあっても心を乱されず、静かに落ち着いた心を保つことを意味します。弓道においては、試合や審査といった緊張の場に立った時こそ、この心構えが問われます。的中に左右されず、また外的な環境や周囲の評価に惑わされず、ただ正しい射を貫くためには、不動の心を養うことが欠かせません。
また、「不動心」はただ独りで得られるものではありません。仲間と共に日々の練習を積み重ね、互いに声を掛け合い、励まし合う中で培われるものでもあります。困難や迷いに直面した時にこそ、仲間と共に心を正し、真っ直ぐに的へ向かう姿勢を大切にしたいと考えます。
以上のように、「不動心」を基礎に据え、弓道を通じて心身を鍛え、互いに高め合いながら部を導いていく所存です。
2025年9月
九州大学医学部弓道部コメディカル幹部一同


