医学部弓道部

幹部方針

■ 医学科

 我々、医学科幹部一同は「雨垂れ石を穿つ」を幹部方針とし、これから一年間幹部を務めます。

 「雨垂れ石を穿つ」とは、雨垂れが長い期間を経て、石を貫くように、小さな事でも根気よく続ければ大きな事を成し遂げられる、という意味です。正射は短期間で身につけられるものではなく、試行錯誤を繰り返して日々努力し続けることで得られるものです。初めはなかなか成長を感じられない時もあると思います。しかし、雨粒のように小さな1つ1つの努力も成功への一歩だと信じて部員全員で精進して参ります。

 我々医学科幹部一同は、「雨垂れ石を穿つ」を基本理念とし、その姿勢を率先して部員に示し、1年間部を率いていく所存です。


2023年9月
九州大学医学部弓道部医学科幹部一同


■ コメディカル

 我々コメディカル幹部一同は「射裡観徳」を幹部方針とし、これから一年間幹部を務めます。

 「射裡観徳」とは、武道の修行において道理的な態度や相手に対する敬意や礼儀を示すための言葉です。射裡観徳における「射」には弓道を通して精神的な集中力や忍耐力を養うという意味、そして「裡」には自己の内面や道徳を理解しようとする意味、また「観」には相手の行動をよく観察し状況に応じて適切な行動を取るべきだという意味が含まれています。
弓道は自分自身と向き合う時間が多く必要な武道です。しかし、部活をする以上、他者との関わりを大切にしていくことも必要になります。そのため、射裡観徳の「観」の要素にならい自分の状況だけでなく他者の状況も把握しながら指導や助言を通してお互いを高めあっていこうと思っています。

 この一年、「射裡観徳」を基本理念として、部員全員で協力しながら弓道に求められる技術や美徳を身につけていきたいです。

2023年9月
九州大学医学部弓道部コメディカル幹部一同