医学部弓道部

幹部方針

■ 医学科

 我々、医学科幹部一同は「少水常流如穿石(しょうすいつねにながれていしをうがつがごとし)」を基本方針とし、これから一年間幹部を務めます。

 「少水常流如穿石」とは、仏教の開祖である釈迦による「わずかな水の流れでも絶え間なく流れ続けていれば、いつしか固い石をも貫いてしまう」という教えであり、そこから転じて「日々努力を積み重ねていけば必ず実るときがくる」という意味で使われる言葉です。 弓道という競技は練習すれば必ず結果がでるわけでもなく、練習しても結果が思うようにいかず、苦しい思いをすることもあります。 そのような時は一射一射を真剣に引き、常に自分を見つめなおし、日々努力を積み重ねていくことが大切であると考えます。 たとえ少しの成長でも積み重ねていけば、必ず大きな実を結ぶ時が来ると信じています。 この言葉のように努力を積み重ねていけば必ずその努力が実るときがやってくると信じて稽古に励んでまいります。

 このように、我々医学科幹部一同は「少水常流如穿石」を基本理念とし、これから一年間部を率いていく所存です。


2020年11月
九州大学医学部弓道部医学科幹部一同


■ コメディカル

 我々コメディカル幹部一同は「不撓不屈」を基本方針とし、これから一年間幹部を務めさせていただきます。

 「不撓不屈」とは、強い精神で困難や逆境に立ち向かい、くじけないという意味を持ちます。 弓道をしていると思うようにいかなくて焦ったり、落ち込んだりすることがあると思います。 そんな時に、自分に負けない強い意思を持ち弓道に向き合うことで、より一層の技術の向上と自身の成長に繋がっていくのだと思います。 また、新型コロナウイルスの影響によって思うように活動できないというのも逆境の一つではありますが、それに屈せず、ひたむきに努力していきたいです。

 まだまだ、力の及ばないコメディカル幹部ですが、「不撓不屈」を基本理念のもと、精進していく所存です。

2020年11月
九州大学医学部弓道部コメディカル幹部一同